1993年から毎年公表されている東洋経済「住みよさランキング2023」が発表されていました。
こちらは東洋経済新報社が、公的統計をもとに全国812市区のもつ各種指標について偏差値を算出し、平均値を総合評価としてランキング化したもの。
1位は「石川県 野々市市」、2位は「東京都 武蔵野市」、3位「福井県 福井市」と続く中で岡山県内1位だったのは、、、
瀬戸内市でした~!
各指標のランキングは、「安心度」54位、「利便度」714位、「快適度」607位、「富裕度」257位。
↓分かりやすい『「住みよさランキング2023」中国・四国編トップ50』
瀬戸内市で高かったのは安心度!
交通事故や犯罪の認知件数が低いことや、病院・福祉・介護施設や子育て環境も充実していると上がる指標です。
ティラノサウルスレースでも力を入れている様子が見られたのでこれは納得!
岡山県からは、瀬戸内市・津山市・岡山市と続き、瀬戸内市が総合順位200位以内に入っている唯一のエリアとなりました。
ユニークな特徴で言うと、美作市が都市公園面積全国1位。
また、住みやすさを売りにしている岡山県としては、「もうちょっと上じゃないん?」って思って、調べてみた各指標がこちら↓
A.安心度
https://toyokeizai.net/articles/-/677972?page=5より
①人口当たり病院・一般診療所病床数(2021年10月):厚生労働省「医療施設調査」
②老年人口当たり介護老人福祉・保健施設定員数(2021年10月):厚生労働省「介護サービス施設・事業所調査」
③20~39歳女性人口当たり0~4歳児数(2022年1月):総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
④子ども医療費助成(対象年齢・所得制限の有無)(2023年4月):東洋経済調べ
⑤人口当たり刑法犯認知件数(※)(2021年):各都道府県警察調べ
⑥人口当たり交通事故件数(※)(2021年):交通事故総合分析センター調べ
B.利便度
⑦人口当たり小売販売額(2020年):総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」
⑧人口当たり大規模小売店店舗面積(2022年):東洋経済「全国大型小売店総覧」
⑨可住地面積当たり飲食料品小売事業所数(2021年6月):総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」
⑩人口当たり飲食店数(2016年6月)総務省・経済産業省「経済センサス活動調査」
C.快適度
⑪転出入人口比率(2021年):総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
⑫水道料金(※)(2023年4月):東洋経済調べ
⑬汚水処理人口普及率(2022年3月):国土交通省、農林水産省、環境省調べ
⑭気候(月平均最高・最低気温、日照時間、最深積雪)(1991~2020年):気象庁「メッシュ平年値データ」
⑮都市計画区域人口当たり都市公園面積(2021年3月):国土交通省「都市公園整備水準調書」
D.富裕度
⑯財政力指数(2021年度):総務省「市町村別決算状況調」
⑰人口当たり法人市民税(2021年度):総務省「市町村別決算状況調」
⑱納税義務者1人当たり所得(2021年):総務省「市町村税課税状況等の調」
⑲1住宅当たり延べ床面積(2018年10月):総務省「住宅・土地統計調査」
⑳住宅地平均地価(2022年7月):国土交通省「都道府県地価調査」
要するに、「お出かけ・お買い物がしやすく賑やかで、水道、医療、福祉など、社会インフラや行政サービスが充実しながら、治安が良くて転入者も多く、公園も多くて市民が豊か」だと順位が高くなる…ってコト?
僕も「街づくり」は(ゲームで)よくやりますが、利便性を上げたら安心度が下がりますし、安心度上げてたら富裕度がピンチになっていくので、なかなか奥深いランキング指標でした。
とは言え、気候や土地条件など岡山ってポテンシャルあると思うので、ジワジワと上げていきたいですね~。
その他の詳しい結果が知りたい方は上記サイトからどうぞ!
●ランキング関連リンク
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