備前市の片上商店街に「備前凸版工作所」さんがオープンしてます。
地図ではここ↓
住所は備前市西片上31です。
店内こちら↓
「備前凸版工作所(備凸工)」さんは、デザインユニット「COCHAE」さんと備前市で1920年創業「大西商店印刷部」さんの凸版印刷を使った紙製品を扱うプロダクトブランド。
店内、まず目を引くのは、、、
棚いっぱいに並んだ“はんこ”の数々!
大きめのものから、めっちゃちっちゃいのもズラリと並んでて圧巻。
これを組み合わせてインクを塗ってプレスするのが「活版印刷」ってやつです。
授業でも習う世界三大発明の1つ「活版印刷」は、その手法は今でも変わらず、実際に動いてるハイデルベルグ印刷機も見られました。
これ、好きな人にはたまらん機械らしいです。
最近はデジタル化が進んで活版印刷は少なくなってますが、色合いや手触りが独特で、名刺やショップカードなどで、人気がじわじわ復活中なんだとか。
お店の運営をしている大西商店印刷部さんは、こちらのエリアで昔から印刷物や、活版印刷、シルク印刷や荷札、タペストリー、特殊製本なども手掛ける会社さんです。
活版印刷体験、
はんこ、シルクスクリーンといった初心者の方もデザインする楽しさを味わえる様々な印刷体験ができます。
子供さんと一緒に体験してみるのもいいかも。
デザイン好きな人なら、工作所スペースを使って自由に制作することも今後予定されているそうですよ。
それから入口横には紙や印刷にまつわるオリジナル活版紙雑貨のショップスペース。
岡山のお土産ショップで見かける紅だるま!
それからこのお茶レターは、活版多色印刷という技術が使われています。
左は1色の「凸版長3封筒」で、右が2色。
凸版印刷の繊細な技術や色のかすれが手仕事ならではの魅力です。
それから壁には印刷をイメージしたちょっとした凸凹や、
取っ手が取っ手ならぬ「凸手(とつて)」。
紙と印刷の世界へ誘うデザインがいろんなとこにあります。
それからギャラリースペース。
紙と印刷にまつわる展示を定期的に開催予定とのこと。
奥にはカフェスペースもあります。
頼んでみたのはコーヒーゼリーです。
コースターもおしゃれで、コーヒーカップや器にもこだわりが感じられます。
お買い物の合間や、印刷体験の後にひと息つきながら、少しインクの香りがする店内でおしゃべりするのも面白そうですね。
お店から右を見るとこちら。
雛人形がズラッと並ぶので有名な「片上ひなめぐり」が行われた「宇佐八幡宮」が近くにあります。
左を見るとこちら。
まっすぐ行って、左に曲がった「トマト銀行 片上支店」裏あたりに駐車場があります。
備前市といえば、遠方から「陶芸体験に」って話も聞きますし、新たな体験型のおしゃれスポットってことでも足を運んでみては!
基本情報
店名 | 備前凸版工作所 |
住所 | 備前市西片上31 |
営業時間 | 9:30~17:30(変更はSNSでお知らせ) |
定休日 | 水・木 ※その他の場合はInstagramでお知らせ |
SNS | 公式Instagram |
※店舗情報、記事内に掲載している商品、価格等は取材時点のものです。
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