ある日のこと・・・
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あ~、「だてそば」さんのラーメンおいしいわ~。
ミシュランにも掲載された老舗店・・・ほんま岡山の宝じゃな~。
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「支那そば」の醬油スープが”この麺”に絡んで・・・ん?
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「そ~言えばこの麺ってどんなところで作ってるんじゃろ??」
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そんなスナック感覚の興味に快く製造現場の取材OKして頂いたのは、倉敷市児島小川にある製麺所「麦のめん」さんです!
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「麦のめん」さんは、1965年にゆで麺づくりで創業された会社さん。
ゆで麺、調理麺、冷凍麺などの業態変更を重ね、現在は、生麺・乾麺の製造を行い、県内外のスーパーやラーメン・パスタなどの有名店に麺を提供をしています。
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このようなラーメンセットなど販売していまして、「見たことある!」「食べたことある!」という方もいらっしゃるのでは?
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さらに「麦のめん」さんは「働く女性が夜食べても罪悪感がないようにしたい」との想いから、調理が簡単で身体に優しい新ブランド「むぎめんplus〔 〕」と、コアなファンの声から生まれた激辛麺「からもっち」をオンラインストアで販売開始しています。
新聞に取り上げられたりと話題になりました。
さて、今回は「麦のめん」さんの製造現場にガチで行ってきました。
それでは「おにさんぽ社会見学」スタート!!
計量・ミキシング
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おに
こちらは小麦粉や原料を計量し、水、塩などを入れながら練り、コシを作るミキシングという工程です。
バーがグルグル回ってこねられています。
テレビで麺職人さんが生地をこねてるのは見たことありますが、このスケールになると別次元!
と、思ったら、
ドザーッと下の階に降ろされていきまして、次の工程に移ります。
複合・熟成
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下の階に降りてみると、さきほどのミキシングされた小麦粉が、なにやら別のマシーンに入っていきます。
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すると、ビロ~ン!と、帯状になって登場!
ここまで来ると、「あっ、なんか見たことある!」って方もおられるかと!
切り分けたら麺になりそうな雰囲気が出てきました。
混ぜ合わせた麺塊を1本の帯にして、麺を均一にする工程です。
で、見ておりますと、こんな風に巨大な バームクーヘン? or 海外の巻きガム?みたいになりまして大迫力。
「あっ、なんか見たことある!」って言いましたが、前言撤回。
こんな迫力の麺、見たことありません。
「さすが業務用・・・」
このロール状になった麺帯は、温度と湿度を厳密に管理され熟成されます。
そうすることで麺が滑らかになり、麺の歯ごたえやコシが引き立たつんだそうです。
圧延・切出し
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そうして熟成された麺帯がガチャン!と、次の機械に設置されます。
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すると、どんどん麺ロールが引っ張られていきます。
↓
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「おわかりいただけましたでしょうか!?」
帯状の麺がどんどん薄く伸ばされていきます。
こうすることで、麺の弾力性が出てきます。
そこから、、、
「おぉ!完成!!」
見慣れた麺が次々と流れてきます。![E6C40E14-E1EA-4CC3-BEFD-05672E3E58A8 - 岡山おにさんぽ](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20604%20403'%3E%3C/svg%3E)
麺は6mm~1mmの幅で、ストレート麺、ウェーブ麺、丸麺など様々な形状で切り出すことができるんだそうです。
こうして出来上がった麺は全国各地へ出荷されていきます。
ちなみに「おにさんぽ」も、この現場には厳重な衛生管理指導のもとで入ってます。
いつも食べる美味しい麺の向こうに、こんな工夫と努力があるって思うと明日からの麺ライフがより充実していきそうですね!
むぎめんplus〔 〕& からもっち
と、言うことでさっそく食べます!!
こちらは「麦のめん」さんと岡山の「キミセ醤油」さんや総社の「まるみ麹本店」コラボのラーメン。
製造された麺は飲食店さんはじめ、県内スーパーで売られています。
こちらを食べる・・・ではなく、
今回食べてみるのは新聞にも載っていた
「むぎめんplus〔ライ麦)〕」だぁー!
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こちらは冒頭にもありますように、働く女性が帰ってきて罪悪感なく、すぐに食べられるよう作られています。
調理は4~5分間ゆでるだけ!
作ってる最中から香り高い麦の香りがブワッと広がります。
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「全粒粉」「もち麦」と種類があって、今回は「ライ麦」のオススメの調理法である「ざるそば」にして食べてみます。
「ズルズル!」食べてみますと、麦の風味が口の中に広がって豪快に食べてみるのが最適解!
「えっ!うま!香りがたまらん!」
ライ麦ってパンのイメージでしたが、これ超アリ!
むしろそばの麺に取って代わるクオリティを感じました。
インスタント麺のように油で揚げてないですし、食物繊維も豊富でさっぱりと食べられる次の日重く残らない印象。
大変おいしゅうございました!
製造現場の見学でお腹が空いていたので、もう一個食べてみます。
この見た目がかわいい「からもっち」!
ハバネロを練り込んだ激辛麺で、辛いもの好きのお客さんの声から生まれた商品なんだそう。
茹でてみると、「あれ?結構普通やん、いけるやん!」な雰囲気。
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なので、やめときゃいいのに激辛好きの方にオススメな「担々麺スープ」をチョイス。
で、一緒に食べてみると、
「あ゛ッ!? 辛ぁッ!!?」
スープが辛いのと違って、麺が辛いのでずっと続くというか・・・逃げ場がありません。
(↑無垢な瞳)
かわいい顔してパンチが効いた「からもっち」。
一口食べて思ったのは、「本気で魂を刈り取りに来てる・・・」
ギャップのあるキャラクターで全国に名を馳せるかもしれません。
裏面を見てみるとこれまた衝撃で、激辛レベル「初級」なんですね。
辛いの好きな方は、たくさん食べてメガ進化させ「上級 からもっち」を「麦のめん」さんから引き出してみてください。
辛いのに捉われがちになりますが、麺がもちもちしてて、「からッ!でもうまッ!!」なかんじで汗かきながら完食です!
ごちそうさまでした。
「むぎめんplus〔 〕」と「からもっち」は乾麺で保存が利きますので、おうちにストックしておくと保存食としても役立ちそうですね!
麦のめんさん、ありがとうございました~!
2020年スタートした岡山の人がギリギリわかるくらいの雑談ネタをたくさん発信しているゆるい情報サイト。
・総記事数4000超
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岡山県内の開店閉店・グルメ・話題・イベント情報などを発信しています。
中の人・ひと昔、山陽新聞に → https://www.sanyonews.jp/article/1353321
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