気になってしまったものを写真に撮る「おにさんぽフォト」。
今回は西大寺ふれあい通りにある乾電池の自動販売機です。
↓こちら。
かなり年季が入ってレトロです。
東芝のロゴもダメージ加工されたかんじ
横からの見え方もかなりレトロ。
商品取り出し口には、
( ゚д゚)ハッ!キングパワー!?!?!
サッカーがお好きな方ならピンときた方もおられるはず。
サッカーの岡崎慎司選手が、かつて所属したイングランドプレミアリーグ「レスター・シティFC」のユニフォーム胸にデカデカと貼られた「キングパワー」。
↓読まなくていいやつ。
説明しよう!キングパワーとは、タイ大手免税店。そのキングパワーCEOがサッカー・イングランドプレミアリーグの「レスター・シティFC」の経営権を2010年取得。それまでの「レスター・シティFC」は歴史はあるものの、90年代から2000年代はイングランド2部、たまに1部プレミアリーグに昇格。翌年には降格したり、3部に降格したことがあると言う状況でした。(つまり強くはない)そんな「レスター・シティFC」の経営権を取得した「キングパワー」がいろいろ頑張って、2013-14シーズン2部チャンピオンシップ優勝。翌2014-15プレミアリーグに昇格するも、久しぶりの1部では降格争いを続け、何とか14位で終了し、なんとか1部残留を決めたと言うチームでした。そんなチームですから当然ビッククラブからスーパースターが移籍してくれることはありません。もともとチームはセミプロから獲得した選手をチームのエースに据えていたり、他国リーグの下位チームから選手を獲得するのがやっとでした。そして来たる2015-16シーズン、何の間違いか、レスターは首位を独走します。開幕前の優勝オッズは5001倍。これは「その年にネッシーが見つかるオッズ500倍」の10倍です。当時のサッカースタイルの主流といえばパスを回して、自分たちのオフェンスの時間をなるべく長くするとポゼッションスタイルの時代。そんな中でレスターは堅守速攻カウンタースタイル。激しいディフェンスでボールを奪い、快速フォワードのエース・ジェイミー・ヴァーディ選手に何とかつないでゴールを決めると言うスタイル。他にもテクニシャン・マフレズ選手が何とかするみたいなかんじ。その証拠にチームのボール保持率は20チーム中18位。パスの成功率20チーム中20位(なんで勝てたん?)というようなチームです。サッカーは、まぐれで1点取って守り切れば勝てるスポーツ。トーナメント方式のカップ戦では、たまに下位リーグのチームが上位のチームを倒して勝ち進んでいくのですが、リーグ戦となるとそうもいきません。元イングランド代表FWでサッカー解説者のギャリー・リネカーは、レスターが優勝するならパンツ1枚でテレビに出演すると言っていたくらいです。さて、そんな周囲の声もものともせずレスターは勝利を重ねます。そんなチームの象徴として語られるのが岡崎選手です。豊富な運動量で前線から激しいプレッシングを仕掛けて相手のボールを奪ったり、かく乱させたりします。ボールを奪って中盤のドリンクウォーター選手が前線のマフレズ・ヴァーディ選手につないで得点を取るのがレスタースタイル。ちなみに岡崎選手は、その運動量によるプレッシングとカウンター時のスプリントによる消耗とゲームプランから後半20分くらいに交代することが多く、ネット界隈では「定時退社」と言われていたの好きです。そして一時、順位を落とすも、レスターは後半も勝ち続けプレミアリーグ優勝を飾りました。この優勝オッズ5001倍の優勝を称えて「ミラクルレスター(レスターの奇跡)」と、呼ばれているチームのスポンサーがキングパワーです。
もちろんこのタイのキングパワーとは関係なく、東芝のマンガン乾電池の名前です。
100円を入れると表示が、ものすごい点滅するものの動きました。
家に帰るとパソコンのマウスの電池が切れそうだったんで、今度ためしに買ってみようと思います。
↓場所はここ。
東芝ストアー 花口電機の前です。
西大寺鉄道のキハ7号の近くです。
レトロ感が好きな方はぜひこの自販機で乾電池買ってみてください。
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